赤ちゃんの虫歯について
これは相当ショックなお話しになるかも知れませんよ。
赤ちゃんの虫歯の原因は、主に両親やおじいちゃん、
おばあちゃんなどの近親者が赤ちゃんに虫歯菌(ミュータンス連鎖球菌)を感染させることにあります。
もしも、二歳から三歳まで(十二歳までという説も)の間に、
周りの人が虫歯菌を感染させなければ、一生虫歯にならないですむという説もあるのです。
ミュータンス菌は最初からヒトの口腔内に存在しているのではなく、
口移しや食器の共有などによって、感染者の唾液が口に入ることによって感染するものらしいです。
ただし、これはとっても難しいので、あまり神経質になりすぎるとお母さんが疲れてしまうかもしれません。
実際問題として、無菌状態で育てること自体が困難ですね。
まず、赤ちゃんの唇に唾液をつけるキスは厳禁です。
大人の口で咀嚼した食べ物を赤ちゃんに食べされるのもダメ。
箸やスプーン、コップなどの共有ですらNG。
かわいい赤ちゃんの手を大人が口に含んで唾液をつけ、
その手を赤ちゃんが口に含んだらアウトです。
虫歯菌を保菌する人が話していて、
赤ちゃんの唇や口の中に唾液が飛んでしまってもレッドカード・・・。
赤ちゃんに虫歯菌を感染させないことがどれだけ困難かおわかりいただけたでしょうか。
大人の唾液から赤ちゃんに虫歯が感染するということを知らない人も多いですし、
おじいちゃんやおばあちゃんなどに、
やめてほしいと懇願してもきいてくれないことがあるものです。
なるべく虫歯菌に感染させないように心がける程度にして、
歯が生えてきたら虫歯にならないように気をつけてあげた方が確実に虫歯を予防できるでしょう。
一生懸命にがんばっても、子供同士でジュースの回し飲みをして虫歯菌に感染してしまう可能性もありますし、
虫歯菌の感染を気にしてスキンシップ不足になってしまう方が大問題です。
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